大切な家族とは言え、排泄物で汚れたトイレを掃除するのは大変だしストレスもたまりますよね・・。
この記事では、同居している高齢者がトイレを汚して困っている方向けに4つの対策をご紹介していきます。
結論から言いますと、対策としては以下の4つがあります。
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この記事を読んで、高齢者とその家族がストレスなく過ごせるようになれば嬉しいです!
高齢者はすぐトイレにたどりつけないことを理解する
高齢者は加齢により、
・排泄にかかわる筋力が低下し、尿を長く我慢することができない
・身体機能の低下があり、尿意を感じても早くトイレにたどりつけない
ことから、排泄を失敗してトイレを汚してしまうことがよくあります。
汚されてしまうと掃除や衣類の洗濯が大変ですが、漏らしてしまうのはこのような背景があることを理解しておきましょう。
加齢による影響の他、認知症や前立腺の病気が隠れていることもあるので、泌尿器科などの病院の受診も考えておくことが大切です!
高齢の親がトイレを汚して大変|4つの対策方法を紹介
4つの具体的な対策をご紹介していきます。
トイレに使い捨てマットやペット用シーツを敷いておく
毎回トイレマットやスリッパが汚れると本当にストレスになりますよね。トイレは1日に何回も行くもの、毎回洗濯をしていたら大変です!
まずは、トイレマットを布製のものから、拭けるタイプか使い捨てタイプのマットに。
使い捨てタイプは1枚あたりのコスパが高いので、頻回にトイレが汚れてしまう場合には、
ペット用シーツをトイレの形に切って引くのがコスパが良く掃除の手間が省けます!
着脱しやすい衣類を着る
トイレについても、着脱しにくいズボンや下着をつけていると、脱いでいる間に漏らしてしまうことがあります。
着脱がしやすいベルトやファスナーのない物やウエストがゴムの衣類がおすすめです。
時間を決めてトイレに行くよう促す
尿意がよく分からない人やトイレに間に合わず漏らしてしまう人は、時間を決めてトイレに行くよう促してみてください。
起床時、食事の前後や寝る前などの尿意を感じやすいタイミングで声掛けをするのが効果的です!
尿失禁をしてしまう本人も気にしてはいても、家族だからこそ恥ずかしくて相談できない場合もあります。
こちらから、
「時間を決めてトイレに行ってみたら?」
「食事の前後でトイレに行くように決めてみたら?」
と、気かけるように言ってみて下さい。
排尿のタイミングがわかる対策グッズを使う
排尿のタイミングを見える化した「DFree
いちご1個分の重さで着脱も簡単にできます。
こちらを利用することで、尿失禁が減り介護者の負担を減らすことが可能になります!
1700の介護施設や病院で利用されており、安心して利用できる商品です!
まとめ|できる対策でお互いストレスをためないように
この記事で紹介した対策は、
- 使い捨てのシートを敷いて洗濯はしない
- 着脱しやすい衣類を着る
- 決まった時間にトイレに行くよう促す
- 排尿のタイミングがわかる対策グッズを使う
の4つです。
高齢者は加齢による体の機能低下により、トイレが間に合わず汚してしまうことがあります。
自力でトイレで排泄できないことで、自尊心や活動意欲の低下から行動範囲がせまくなり、筋力低下につながるおそれがあります。完全におむつに移行する前に、本人・介助者の無理のない対策をやってみましょう。
また、尿失禁は加齢の他に病気が隠れていることもあるので、病院の受診を考えておくと安心です。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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